罰当たりとは?

『罰(バチ)が当たる』と言う慣用句があります。

慣用句辞典によると

1.罰が当たって当然なこと。また、そのさまや、そのような言動をした人。
2.罰が当たるのも当然のような、悪い行ないをした者を罵(ののし)る言葉。
  多く、神仏を蔑(ないがし)ろにする者や、親不孝者などに言う。

と、書いてあります。

罰が起きても不思議でない悪い行いをした人に対して使われており
悪い行いをした人には、何かしらの罰が神様によって与えられるということです

すべての行いは因果応報。良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いを受けることになります。

なぜ『バツ』ではなく『バチ』なのか

バチと言うと何を思い浮かべますか・・・・・・・・。

バチと言えば、太鼓のバチ。
盆踊りで櫓の上に置かれた大太鼓を思い浮かべてください。あの大太鼓をたたいたこはありますか?

上手にたたけると、大きな音色が響きますが、下手なたたき方をすると、たたいたバチが跳ね返って、自分の頭にゴチン!なんてことになります。
この間違った太鼓のたたき方で、自分に被害が及ぶ様に例えて、(間違った行いをすると)バチが当たるとなるわけです。

すべての結果は常に自己責任です。悪いことが起きているとしたら、その原因には必ず自分がした間違ったおこないがあるハズです。
良くない原因を、外的要因のせいにしているうちは何も解決することはできません。
自分の間違ったおこないに気づいて改善できた人の未来はだんだんと開けていきます。

過去になにがいけなかったのか・・・・。自分ではなかなか気づけないこともたくさんあります。
現状に不満があるけど、何を変えたらいいかわからなければ、神様に御伺いすることも大事かもしれません。